ページタイトル:熊野神社のアラカシ 当サイトのシンボル

画像:熊野神社のアラカシ(幹と並ぶ)

画像:熊野神社のアラカシ
名称 熊野神社のアラカシ (くまのじんじゃのあらかし)
名称の典拠 岐阜県文化財図録(注1)
樹種 アラカシ
樹高 25m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 6.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県揖斐郡揖斐川町春日美束種本(注3)
 〃 3次メッシュコード 5336−13−86
 〃 緯度・経度 北緯35度29分20秒
           東経136度27分00秒
岐阜県指定天然記念物(1977年11月18日指定)
撮影年月日 2011年5月8日

注1)岐阜県公式WEBサイトのコンテンツの一つ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年1月31日、揖斐川町に合併。旧行政区は揖斐郡春日村





 粕川の上流にある長者平スキー場に向かい、どんどん谷奥に入って行くと、種本集落の六社神社の前に出る。旧春日村ではもっとも立派な神社だ。アラカシの熊野神社は、その南隣。鳥居脇の道を進むと、すぐに右手に熊野神社の石段が見える。
 目指すアラカシは、参道石段のすぐ脇に立っていた。
 幹囲6.8mは、2011年5月現在、環境省巨樹データベースに登録されているアラカシでは、全国一の太さである。確かに、その大きさは実感できるのだが、内部に出来た空洞が広がり、今はもう皮1枚だけの姿。支えもなく、よく立っているなあ、と感心するほどだ。
 でも、まだしっかり生きている。近年に伸びたと思われる若枝もある。一つの身体に、老いと若さとの共存。
 加齢につれ、なにかと身体が思うようにならなくなりつつある身には、羨ましい限りである。
 
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