ページタイトル:熊野神社のイヌマキ 当サイトのシンボル

画像:熊野神社のイヌマキ_1

画像:熊野神社のイヌマキ_2
名称 熊野神社のイヌマキ
    (くまのじんじゃのいぬまき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イヌマキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.8m(注3)
推定樹齢 伝承500年(注2)
所在地の地名 鹿児島県鹿屋市新生町
 〃 3次メッシュコード 4730−06−57
 〃 緯度・経度 北緯31度22分58秒
           東経130度50分51秒
鹿屋市指定天然記念物(1968年5月27日指定)
撮影年月日 2009年7月26日

注1)天然記念物指定名称は単に「イヌマキ」。それでは他と区別が付かないので、所属する神社名を冠させてもらった
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2000年に実施された環境省フォローアップ調査結果より





 熊野神社は、高台の鹿屋中央公園内、鹿屋市武道館の西に鎮座している。
 武道館と体育館、それに駐車場の3つが接する辺りに開いた参道を進むと、間もなくこのイヌマキが見えてくる。
 幹に注連縄が掛けられている。御神木とされているようだ。
 1991年に旧環境庁が刊行した「日本の巨樹・巨木林」では、幹囲データが9.0mとなっていたが、実際はそれほど太くない。そのため、幹囲データだけ2000年資料を転記した。
 上図で空洞になっている部分には、かつて、もう1本、上に向かって立つ幹があったのではなかろうか(あるいは、それは別の樹種だったのかもしれないが)。今は中心線を失い、形のバランスが崩れてしまった。
 横に向かった幹は、みな支柱に支えられている。衰退期に入ったことは否めない。
 でも、イヌマキとしては、全国最大級の巨木である。少しでも長生きしてもらいたいものだ。 
 
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