ページタイトル:倉田の大カヤ 当サイトのシンボル

画像:倉田の大カヤ(幹と並ぶ)

画像:明星院本堂
 明星院本堂
名称 倉田の大カヤ (くらだのおおかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 埼玉県桶川市倉田
 〃 3次メッシュコード 5439−04−07
 〃 緯度・経度 北緯36度00分38.1秒
           東経139度35分19.2秒
埼玉県指定天然記念物(1958年3月20日指定)
撮影年月日 2010年11月23日

注1)1976年12月1日に埼玉県教育委員会と桶川市教育委員会と連名で設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 ニューシャトル内宿駅の西南西1kmほどのところに、真言宗智山派の名刹明星院がある。
 室町時代初期に開かれたと伝えられ、開山の名は隆尊。江戸時代には関東触頭職を務めたこともあるお寺だ。ここからは本山智積院の管長となる僧も出ているようだ。丹塗りの大きな楼門からも、格式の高さが想像される。
 県天然記念物のカヤの木は、本堂の斜め後ろ。建物越しに樹冠が見える。
 しかし、入口がわからず、お庫裏を訪ねようとしたら、ちょうどご住職がお出かけのところだった。カヤを見学したい旨を申し上げると、傍らの木戸を開けて入るようおっしゃった。
 カヤは、一般の参詣ルートを外れ、本堂裏の庭園の一角に立っている。遠巻きにするように少し離れて竹林。この竹林には、庭園の美観を損ねる背景を目隠しするとともに、強風を防ぐ意味もあるのだろうか。
 すらっと背の高いカヤで、横幅はあまりない。カヤとしては一級と言ってよさそうな太さの幹の頂部に多くの枝が集まっている。堂々たる大木だ。
 ただ、葉をつけない枝も多いように見受けられた。ちょっと心配である。
 
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