ページタイトル:倉橋天神社のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:倉橋天神社のスダジイ 名称 倉橋天神社のスダジイ
    (くらはしてんじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県旭市倉橋(注2)
 〃 3次メッシュコード 5340−45−87
 〃 緯度・経度 北緯35度44分27.1秒
           東経140度42分58.5秒
旭市指定天然記念物(1989年5月23日、「天神様の森」の名称で社叢全体を一括指定)
撮影年月日 2014年5月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注2)2005年7月1日、旭市に合併。旧行政区は海上郡海上町





 JR総武本線倉橋駅の北東400mほどのところに天神社がある。
 祭神は平時忠(たいらのときただ)と菅原道真(すがわらのみちざね)の2柱。
 案内板によると、娘(蕨姫)を源義経に嫁がせた時忠が、義経の奥州落ちの後を追って海上郡外川(現銚子市外川町)まで来たところ、その地で義経が既に奥州高舘まで達したことを知り、引き返した。帰路、ここまで来て馬が進まなくなり、時忠主従はこの地に留まることにした。そして学問や諸事を村人に教え、慕われつつ一生を終えた。村人はその恩顧に報いるため、菅公とともに合祀して天神社とした。倉橋の天神社には、概略、このような伝承があるようだ。
 社叢全体が旭市指定の天然記念物。
 境内最大のスダジイは鳥居をくぐってすぐ右手。
 まだ若い木のようで、高みに大枝を多く残している。
 樹勢も良さそうだ。
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