ページタイトル:栗沢の千本カツラ サイトのシンボル

画像:栗沢の千本カツラ(幹と並ぶ)

画像:栗沢の千本カツラ(周囲の人工林)
 千本カツラを取り巻く樹林
名称 栗沢の千本カツラ (くりさわのせんぼんかつら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 カツラ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 18.4m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 秋田県由利本荘市鳥海町栗沢字内通(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5840−61−37
 
〃 緯度・経度 北緯39度12分07.9秒
           東経140度13分00.1秒
秋田県指定天然記念物(1960年12月5日指定)(注4)
撮影年月日 2008年8月8日

注1)天然記念物指定名称は「千本カツラ」。しかし同名のカツラは各地にあり、これでは他と区別できないので、私のサイトでは地名を冠して呼ぶことにした
注2)環境省が2000年に実施したフォローアップ調査結果による
注3)2005年3月22日、1市7町が合併して由利本荘市誕生。旧行政区は由利郡鳥海町
注4)指定年月日は現地の案内板(1990年12月に鳥海町教育委員会が設置)による。秋田県教育委員会のWEBサイトから入手できるPDFファイルでは1960年12月17日となっている





 山の中を、二階集落と姥ヶ懐集落を結ぶ道路がある。道は狭いが、ちゃんと舗装されている。
 私は二階側から登った。いくつかカーブを回って、標高が300mを超えた頃、カツラへの案内表示があり、左手に目をやると、奥の方に大カツラらしき影が見えた。やり過ごして少し先まで走ると、駐車場も整備されている。
 カツラは道路から50mくらいだろうか。ごく小さな沢の縁に立っている。(訪ねたとき、沢に水は流れていなかったが、底面はぬかるんでいた)
 周辺は若い人工林。カツラのまわりに空間をとって、森の王者に敬意を表している。周囲にスペースがあり、どの角度からも眺めることが出来るのは、探訪者にとって嬉しいことだ。
 自然のままの姿である。枯れてしまった幹も多い。でもこれだけの体躯を見せつけられては、脱帽せざるを得ない。
 佐藤さんという方の所有物である。
 
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