ページタイトル:久斗兵主神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:久斗兵主神社のケヤキ 名称 久斗兵主神社のケヤキ
    (くとひょうずじんじゃのけやき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県豊岡市日高町久斗(注3)
 〃 3次メッシュコード 5334−16−50
 〃 緯度・経度 北緯35度27分51.2秒
           東経134度45分19.7秒
豊岡市指定天然記念物(1983年3月28日指定)
撮影年月日 2020年10月21日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)「巨樹と花のページ」ウェブサイトによる。環境省データでは485cmとなっているが実際はもっと太い
注3)2005年4月1日、豊岡市に合併。旧行政区は城崎郡日高町





 天然記念物としてのケヤキの名称は標記の通りで、地名も久斗(くと)だが、どうも神社の名前は違うようだ。
 門前の社号柱には「久刀寸兵主神社」とあり、兵庫県神社庁にもその名前で登録されている。(「くとすひょうずじんじゃ」と読むようだ)
 もしかして、標記の名前は久斗に鎮座する兵主神社という意味なのだろうか。
 神社名の齟齬についてスッキリしない部分もあるが、それは置いておくことにして、ケヤキはなかなか大きい。
 特に根が見事。何本もの太い根がうねうねとくねりながら横方向に伸びている。
 表面を苔の緑が覆っていることもあって、しばらく眺めていたら、根ではないかのような錯覚に陥りそうになった。変幻自在の何か未知の生物がここに横たわり、眠っている。そんな印象。
 伸長方向が片側に偏しているのには何か理由があるのだろう。
 これはまったくの想像だが、かつては根のある部分の地面が少し高く、手前とは低い段差があったのでなかろうか。そのころ地中に埋まっていた根が、何らかの理由で土が取り除かれて姿を現した。そんな風に想像するのだが、当否は如何。
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