ページタイトル:九本ダモ 当サイトのシンボルマーク

画像:九本ダモ 名称 九本ダモ (きゅうほんだも)
名称の典拠 かつての天然記念物指定名称より
樹種 タブノキ
樹高 −
目通り幹囲 −
推定樹齢 −
所在地の地名 福井県小浜市城内1丁目
 〃 3次メッシュコード 5335−25−09
 〃 緯度・経度 北緯35度30分15.2秒
           東経135度44分46.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年4月1日





 1931年3月30日に「小浜神社の九本ダモ」(おばまじんじゃのきゅうほんだも)の名称で国の天然記念物に指定されたタブノキである。9幹の株立ちではあるが、指定から57年後にあたる1988年の環境庁への報告値でも、樹高18m、幹囲10.8mと堂々たる体格を誇っていた。
 小浜市民の誇るタブノキだったと思うが、その後次々に幹が枯れ出し、2003年には最後に残った1本も枯死、翌年には天然記念物指定も解除された。左図の姿は、いわばその骸(むくろ)である…というはずであった。
 しかし、枯死したはずの幹に、若いタブノキが育っている。しかも、元気よく。
 これはどういうことだ。
 完全には枯死していなかったのか。
 あるいは、ありそうにないことだが、腐朽が進んで堅固さを失った幹に、別のタブノキの種が着生したのだろうか。(境内には他にもタブノキがある)
 それとも、誰かが小苗を植えつけた?
 不思議である。
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