ページタイトル:久昌寺のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:久昌寺のスギ(幹と並ぶ) 名称 久昌寺のスギ (きゅうしょうじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岩手県宮古市田代(吾妻)
 〃 3次メッシュコード 5941−47−42
 〃 緯度・経度 北緯39度42分21.2秒
           東経141度54分24.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年5月12日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 三陸鉄道北リアス線佐羽根(さばね)駅の西から田代川(たしろがわ)左岸沿いの道を上流に向かう。
 曹洞宗明白山久昌寺は、駅から道なりに約4km。門前には対岸の田畑(たばた)集落を結ぶ橋が架かっている。
 平凡社「岩手県の地名」によれば、天正18年(1590)、花原市(けばらいち)の華厳院6世三叟義門(さんそうぎもん?)が創建したと伝えられているようだ。当地の地頭であった田代氏の菩提寺で、ここは田代館の大手口にあたるという。
 本堂に向かって左手奥に墓地が広がっていて、左図の
大杉はその入口付近に立っている。
 何か特別な意味のあるスギだったのか、枝切りを行われなかったようで、比較的低い位置から最上部まで多数の細い横枝が出ている。
 根張りもなかなか力強い。
 知る人は多くないようだが、単幹のスギでは宮古市一番の大杉である。(2017年5月現在、環境省巨樹データベースによる)
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