ページタイトル(満願寺のカヤ) サイトのシンボル

画像:満願寺のカヤ(全景)

画像:満願寺のカヤ(幹と並ぶ)
名称 満願寺のカヤ (まんがんじのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 栃木県河内郡上三川町東汗(ひがしふざかし)
 
〃 3次メッシュコード 5439−57−65
 
〃 緯度・経度 北緯36度28分15.8秒
           東経139度56分44.4秒
上三川町指定天然記念物(1968年4月1日指定)
撮影年月日 2005年3月25日

注1)1984年3月に上三川町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による





 鬼怒川右岸、宇都宮市との境界付近に真言宗仁王山満願寺がある。
 現在の薬師堂は享保元年(1716)の建立。勝道上人作と伝える薬師如来坐像は「汗薬師」とも呼ばれ、熱心に祈られると汗を流す奇瑞を示すとされている。「下野国誌」では、かつて、地名「ふざかし」に充てる漢字がなかったため、この「汗」の一字を充てたと伝えている。村の歴史と切っても切れぬ結びつきを持つ寺なのである。
 カヤは、独立木然として、陽光の中に立っていた。枝葉の勢いや、張りつめた幹肌を見る限り、樹勢は申し分なさそうだ。
 まだまだ大きくなりそうである。
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