ページタイトル:正宗のツバキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:正宗のツバキ 名称 正宗のツバキ (まさむねのつばき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ヤブツバキ
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 不明(注2)
所在地の地名 岡山県真庭市若代(注3)
 〃 3次メッシュコード 5233−44−59
 〃 緯度・経度 北緯35度02分57.2秒
           東経133度36分50.1秒
真庭市指定天然記念物(1967年4月6日指定)
撮影年月日 2016年3月26日

注1)真庭市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ。(「正宗」の読み方については未確認)
注2)「樹の国・日本」による
注3)2005年3月31日、2郡にまたがる9町村が合併して真庭市誕生。旧行政区は真庭郡勝山町





 JR姫新線富原駅の南方、月田川(つきだがわ)右岸。野田福井と谷村を結ぶ細い道の途中に立つツバキ。
 株立ちのツバキであり、地際でも幹は一つにまとまっていないので、全体で一個体なのか、それとも複数の個体がまとまって生えているだけなのか、判然としない。上記の幹囲データは、そのことにとらわれず、全体としての株回りを測定したデータだろうと思われる。
 1本の幹から出た大枝が、別の2本と連理をなしていたようだ。残念ながら、今はその部分が朽ち果て、人工物と置き換わっている。連理部分は、そうでない部分に比べ、生理的には弱いのだろうか。
 株立ちではあるが、これだけ近接して立っていると、全体としての統一感はある。
 これはこれで、楽しめるように思われる。
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