ページタイトル:益山寺の大もみじ 当サイトのシンボルマーク

画像:益山寺の大もみじ 名称 益山寺の大もみじ
    (ましやまでらのおおもみじ)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イロハモミジ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 860年(注2)
所在地の地名 静岡県伊豆市堀切(注3)
 〃 3次メッシュコード 5238−47−02
 〃 緯度・経度 北緯35度00分23.3秒
           東経138度54分21.7秒
静岡県指定天然記念物(1955年2月25日指定)
撮影年月日 2020年2月3日

注1)「巨木学」による
注2)旧修善寺町教育委員会が設置した案内板による
注3)2004年4月1日、田方郡内4町が合併して伊豆市誕生。旧行政区は田方郡修善寺町





 パノラマパークロープウェイが山頂近くまで達している葛城山(かつらぎやま、452m)から西南西1.5kmほどのところに標高308mのピークがあり、その山頂直下に高野山真言宗養伽山益山寺がある。(こちらは南の小山田川の谷から、お寺まで車で登れる。ただし道が狭いので注意)
 イロハモミジは参道のすぐ脇。(根を傷めないよう、この部分の参道は木道になっている)
 モミジの反対側には伊豆市指定天然記念物のイチョウ。山門で睨みを利かす一対の仁王像のようだ。いったん足を止め、心が静まるのを待って、改めて歩を進める。
 モミジは上部を失ってしまったが、太い幹が苔を纏い、ゴツゴツとたくさんの瘤をつている。その姿は、まるで厳しい歴戦を生き延びた老武者のようだ
 このモミジについて、大著「巨木学」の著者宮誠而氏は、「日本一の巨木図鑑」で、『甲乙つけがたい』として領家のモミジとともに日本一のイロハモミジとしている。
 本当は紅葉したときに訪ねたいところだが、我が家からは遠く、気楽に行ける距離ではない。一連の探訪旅行の中の一目的地ということで、葉の無い姿で我慢することにした。
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