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名称 松江城のクスノキ (まつえじょうのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 350年(注1)
所在地の地名 島根県松江市殿町
〃 3次メッシュコード 5333−10−64
〃 緯度・経度 北緯35度28分27.3秒
東経133度03分05.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年6月19日
注1)現地の樹名板による(1991年調査。設置者名・設置年月とも不詳)
注2)上記樹名板には直径160cmとあったので、それを円周率倍した。なお、環境庁「日本の巨樹・巨木林」(1988年調査)では幹囲480cmとなっている
宍道湖(しんじこ)と中海(なかうみ)を結ぶ大橋川(おおはしがわ。斐伊川(ひいかわ)本流の一部)の最も西に架かる橋が宍道湖大橋である。
その宍道湖大橋北詰の北方800mほど、市街地の中に松江城がある。
周囲に濠を巡らし、その内側はおよそ16万3千平方m。5万坪弱。東京ドームのおよそ3.5倍。
大政奉還の結果、城は破却されそうになったが、地元有志の奔走でなんとか天守閣が残った。幸い戦災に遭うこともなく、今では国宝5天守の一つとされている。保存に奔走された方々の先見の明を賞賛したい。
天守閣以外の建物は失われてしまったが、昭和になってから門の一部を、平成になってから二ノ丸周辺が大きく復元されて、徐々に旧観を取り戻しつつあるようだ。
左図のクスノキが立つのは大手門跡の先、復元された二ノ丸太鼓櫓の近く。天守閣へのメイン・ルートの途中である。
城内の樹木ではクロマツが目立ち、広葉樹の巨木は少ない。
それらのなかで、このクスノキは、大きく枝を広げて、存在感抜群。
通路側の大枝が伐られたり切り詰められたりしているが、まさか観光客に「強風時等はここを通るな」と言うわけにもいくまい。安全確保のためには止むを得ない処置だと思われる。
島根県に限らず、山陰地方の海岸近くにクスノキ巨木は珍しい。
天守閣と並ぶシンボルと称されるほどに大きくなってほしいと願う。 |
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