ページタイトル:松坂峠の大サクラ 当サイトのシンボルマーク

画像:松坂峠の大サクラ(幹と並ぶ) 名称 松坂峠の大サクラ (まつざかとうげのおおさくら)
名称の典拠 「会津只見自然通信」第37号の「巨木」ページ
樹種 オオヤマザクラ(注1)
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県南会津郡只見町布沢(ふざわ)字上平(うわだいら)
 〃 3次メッシュコード 5639−03−09
 〃 緯度・経度 北緯37度20分34.4秒
           東経139度29分04.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2021年4月22日

注1)「会津只見自然通信」による





 只見川右岸、要害山麓の金山町横田字中丸から南に向かい、只見町布沢に至る県道がある。県道352号(布沢横田線)だ。標題の「松坂峠」は町境の県道峠の名前。
 冬期間、松坂峠付近は除雪されない。従って通行止めとなるが、大桜に会うだけなら不都合はない。「松坂峠」の名をつけてもらったけれども、この桜への入口は只見町側から峠道に入ってわずか200mほどの位置。(麓でもご覧のような残雪の状態なので、ゴールデンウィークの松坂峠は通行不可と思った方がよい)
 さて桜であるが、県道からはよく見えない。以下のようにして見つけてほしい。
 まず県道近く(只見町から峠に向かう時は左側)に立つ白木の鳥居を探す。次に樹林内に入るわけだが、鳥居に向かって立つ自分の左後方にバックするように稜線を目指して登る(鳥居の先に向かうのではない)。桜が立つのは直線距離にして鳥居から60mほどの距離なので、登っているうちに姿が見えてくるはずである。
 例年はゴールデンウィークが過ぎてから咲くようだが、2021年は各地の桜が2週間近く早く開花した。それでこの時期に訪ねたのだが、まだ蕾が堅い。この桜の春は遅いのだ。
 なお、樹種について、「会津只見自然通信」ではオオヤマザクラとしているので上記データ欄にはそう記したが、「桜日和」掲載の花の写真を拝見すると、ヤマザクラまたはカスミサクラのような気がする。もともと樹種鑑定に自信が無いうえに、自分の目で花を見たわけではないので、間違っている可能性も大きいが…。
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