ページタイトル:松崎神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:松崎神社のクスノキ

名称 松崎神社のクスノキ
    (まつざきじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県熊本市北区清水本町(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−15−98
 〃 緯度・経度 北緯32度49分55.1秒
           東経130度43分22.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月6日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2012年4月1日、政令指定都市への移行に伴い、住所表示が一部変更された





 熊本電鉄北熊本駅と亀井駅の中間付近、清水小学校の南西に松崎神社がある。ただし、神社の表参道は小学校の側ではなく、南に開いている。
 祭神は応神天皇とその母神功皇后。八幡神社の祭神である。そのため、松崎八幡宮と呼ばれることもある。
 石段の先、向かって左手に大クスノキが立っている。1988年の調査で、幹囲11.0mと報告されたクスノキだ。
 確かに立派な大クスなのだが、実際はそれほど大きくないようだ。2000年追調査時の値(7.6m)が妥当ではなかろうか。
 熊本県公式サイトのコンテンツ「地域発 ふるさとの自然と文化」によると、クスノキの根が石棺を包み込んでいるそうである。この石棺は、長さ188cm、幅53cm、高さ50cmの箱式で、弥生時代初期に作られたものらしい。どんな人物が納められていたのだろうか。
 それを知った後で、改めてクスノキの姿を眺めると、根元が異様に広がっていることに、何か意味があるように思えてくるから不思議だ。
 
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