ページタイトル:三田島のイチョウ サイトのシンボル

画像:三田島のイチョウ_1

画像:三田島のイチョウ_2
名称 三田島のイチョウ (みだしまのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 200年(注3)
所在地の地名 静岡県浜松市天竜区春野町長蔵寺三田島(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5237−37−95
 
〃 緯度・経度 北緯34度59分46.0秒
           東経137度56分07.7秒
春野町指定天然記念物(1982年3月31日指定)
撮影年月日 2007年12月22日

注1)1993年3月25日に春野町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年7月1日、浜松市に合併。旧行政区は周智郡春野町





 旧春野町役場の近くから、県道263号(春野下泉線)を、熊切川に沿って、東に向かう。
 大イチョウは、県道と熊切川の間。熊切小学校に至る少し手前で、右に下る道に入ると、間もなく見えてくる。
 案内板によれば、ここは天正初年(1573)に廃された長蔵寺の旧境内地らしい。今は、すっかり面影は失われ、説明がなければ、それとわからない。
 長蔵寺の名は大字名として残ったわけだが、阿弥陀如来を本尊とする寺だったのだろうか。案内板には「弥陀島」の文字も見られた。
 推定樹齢が正しければ、イチョウは長蔵寺が廃されて2百年以上を経てから、生を受けたことになる。
 主幹を途中で失い、背はあまり高くないが、樹勢良く、堂々たる大樹である。
 葉が色づく季節には、熊切川の対岸から、その雄姿を望むことができるのではなかろうか。
 
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