ページタイトル:御崎神社のウバメガシ ロゴ:人里の巨木たち

画像:御崎神社のウバメガシ 名称 御崎神社のウバメガシ
    (みさきじんじゃのうばめがし)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ウバメガシ
樹高 12m(注2) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 和歌山県日高郡美浜町和田
 〃 3次メッシュコード 5035−60−79
 〃 緯度・経度 北緯33度53分46.5秒
           東経135度07分12.5秒
和歌山県指定天然記念物(1958年4月1日指定)
撮影年月日 2014年3月21日

注1)天然記念物指定名称は「姥目の老樹(うばめのろうじゅ)」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 日高川河口から、西に向かって玉砂利を敷き詰めたような海岸が4kmほど続く。この海岸は煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)と呼ばれ、県立自然公園とされている。
 その西端近くの山裾、海岸から500mほど内陸に、御崎神社が鎮座する。
 もとは背後の宮ノ谷にあったが、貞観元年(859)に現在地に遷座。その際、数百本のウバメガシ苗を植えたという。県天然記念物のウバメガシは、その時からの生き残りと考えられているようだ。(和歌山県神社庁の神社紹介サイトより)
 2本のウバメガシが指定されたようだが、そのうち1本はもうない。残された切り株に供えられた御神酒がむなしい。
 もう1本の方は、形は崩れてしまったものの、今もしっかり生きている。
 先立った相棒の分まで長生きしてもらいたいものだ。
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