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名称 御園白山社のケヤキ
(みそのはくさんしゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 150年(注1)
所在地の地名 長野県伊那市御園
〃 3次メッシュコード 5337−67−27
〃 緯度・経度 北緯35度51分21.9秒
東経137度57分46.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年10月17日
注1)上伊那教育会ウェブサイトのPDF版(伊那地方の)「巨樹・名木および特筆すべき植物」による
注2)地表面から1.3mの高さで実測
石川・岐阜の県境に聳える霊峰白山(はくさん、2702m)を神体とする白山信仰の裾野は広い。全国各地に分布すると言ってよさそうだが、特に、古くから登拝路の入口があった福井・石川・岐阜の各県をはじめ、その延長にある新潟県や長野県には白山神社が多い。
左図のケヤキが立つ白山社も、それらの一つ。天竜川右岸の高台、中央自動車道伊那インターチェンジの東南東2kmほどに鎮座する。(「白山社」が正式名だが、ほかの白山社と区別するため、私のサイトでは地名を冠して呼ばせていただく)
御園集落内の狭い道を進んで行くと、田圃の間を参道が通り、その先に、木々に満たされた鎮守の森と二之鳥居が見えた。(一之鳥居は、二之鳥居から140mほど離れている)
神木の大ケヤキは二之鳥居の手前。神社を守る門番のような姿。
社叢を形成する若い針葉樹の圧力に押されたかのように、南東方向に少し傾いている。
大枝の切断痕も多く見られるが、樹勢は悪くなさそうだ。
近くに達すればよく目立つ巨木なのに、何故か環境省巨樹データベースからは漏れてしまっている。 |
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