ページタイトル:日向八幡宮のヒノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:日向八幡宮のヒノキ(幹と並ぶ) 名称 日向八幡宮のヒノキ
    (ひなたはちまんぐうのひのき)
名称の典拠 なし
樹種 ヒノキ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 長野県木曽郡木曽町三岳字八幡(日向)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5337−55−82
 〃 緯度・経度 北緯35度49分30.4秒
           東経137度39分26.3秒
木曽町指定天然記念物(1994年3月27日、「八幡宮の社叢」の名称で社叢全体を一括指定)
撮影年月日 2021年5月15日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注3)2005年11月1日、木曽郡内4町村が合併して木曽町誕生。旧行政区は三岳村(みたけむら)





 国道19号の道の駅「木曽福島」から長野方面に700mほど進み、左折して元橋(もとはし)で木曽川を渡る。元橋から王滝川(おうたきがわ)左岸を県道20号(開田三岳福島線)で2kmほど遡ったところが日向(ひなた)である。
 ここはいくつかの小さな川が複合して造った合流扇状地で、県道はその下部を走っているが、大ヒノキ立つ八幡宮は県道よりも30mほど標高が高い。県道から高台に登る道が集落の両端に開いているので、その道を進むと日向八幡宮の前に出る。(正式名称は単に八幡宮だが、八幡宮は全国に数多く、他と区別しにくいため、グーグル・マップに記されていた日向八幡宮の名前を使わせてもらった)
 境内に、幹囲4m超のヒノキが4本。そのうちの1本に注連縄がつけられている。環境省データで540cmとされたヒノキだと思われる。
 今はもっと大きそうに見えたので実測してみたら、603cm。堂々の6m超え大ヒノキだ。二番手は509cm、三番手は503cm。これらは、いずれも環境省データで460cmとされた個体たちであろう。なかなかの壮観である。
 この社叢は、国指定天然記念物「三岳のブッポウソウ繁殖地」でもある。指定されたのは昭和10年(1935)。それから90年近くを経て、今もコノハズクが営巣に来てくれるのだろうか。
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