ページタイトル:小笹尾大川神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:小笹尾大川神社のスギ 名称 小笹尾大川神社のスギ
    (おざさおおおかわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 19m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 京都府南丹市美山町三埜(みつの)仲筋(注3)
 〃 3次メッシュコード 5235−74−30
 〃 緯度・経度 北緯35度16分56.7秒
           東経135度30分03.8秒
南丹市指定天然記念物(1995年4月1日指定)
撮影年月日 2016年3月22日

注1)合併前の美山町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)2006年1月1日、4つの町が合併して南丹市誕生。旧行政区は北桑田郡美山町





 由良川の支流の一つに川谷川(かわたにがわ)がある。合流点から1kmほど上流の右岸側に、奥行き300mほどの小さな谷があり、そこに大川神社が鎮座する。
 社殿の横、向かって左に立つスギが天然記念物とされている。
 大きさもさることながら、樹皮の捻れようが凄まじい。どのような原因で、こんな風になるのだろうか。
 私が住む新潟県にも「角間のねじり杉」というスギがある。これもひどく捻れているが、このスギほどの巨木ではない。それに、このスギとは全く対照的である。
 まず、捻れる向きが逆だ。そして、このスギでは根元付近でねじれが最も顕著で、梢に至るあたりでは目立たなくなるが、角間のスギの方は、根元は普通で、上に行くほど強く捻れるようになる。
 どちらも、実に不思議な姿である。
 なお、樹名の「小笹尾」は、このあたりで通称されている地名ということである。
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