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画像:三浦杉
 吉田八幡神社々叢
名称 三浦杉 (みうらすぎ)
名称の典拠 駐車場にあった案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m/35m(注2)
目通り幹囲 8.8m/8.3m(注2)
推定樹齢 伝承850年(注3)
所在地の地名 茨城県常陸大宮市小田野(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5440−72−83
 
〃 緯度・経度 北緯36度39分34秒
           東経140度17分15秒
茨城県指定天然記念物(1931年12月4日指定)
撮影年月日 2007年2月17日

注1)神社下には駐車場が無く、参詣者用の駐車場は少し離れてある(案内板の設置者名・設置年月とも不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2004年10月16日、5町村が合併して常陸大宮市誕生。旧行政区は那珂郡美和村





 三浦杉のある吉田八幡神社は、道の駅「みわ」の東北東1.2kmほど。門前には駐車場がないので、200mほど離れた菖蒲園の駐車場を利用した。ここは、いわば三浦杉見学者用の公式(?)駐車場らしく、場内の端の方に三浦杉についての案内板が設置されていた。
 それに記されていた内容は、要約すると次のよう。
 久寿2年(1155)、下野国那須野ヶ原に金毛九尾の悪狐退治に向かった三浦大介義明が、「我冥護により能く悪狐を獲らば此の杉天に聳ゆべし」と祈願して植えた杉だという。
 三浦義明といえば、鎌倉幕府創立に大いに力のあった人物である。
 これらのスギは「鎌倉杉」と呼ばれていたが、後世この話を聞いた水戸黄門こと徳川光圀公が、「しからば三浦杉と称するがよからん」と言ったとか。
 神社にあった石造の案内板には、大町桂月が詠んだ歌も紹介されていた。
 「千年の遠き昔をしのばれて空に見上げる二本の杉」。
 
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