ページタイトル:三渡八幡宮のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:三渡八幡宮のイチイガシ(幹と並ぶ) 名称 三渡八幡宮のイチイガシ
    (みわたりはちまんぐうのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 34m(注1)
目通り幹囲 6.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 島根県鹿足郡津和野町池村(注2)
 〃 3次メッシュコード 5131−66−55
 〃 緯度・経度 北緯34度33分06秒
           東経131度48分56秒
津和野町指定天然記念物(1975年9月5日、「三渡八幡宮の社叢」として、林床を含む境内林を一括指定)
撮影年月日 2011年8月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2005年9月25日、津和野町に合併。旧行政区は鹿足郡日原町





 高津川左岸を北上する国道9号と別れ、曽庭橋で高津川を渡る。そのまま直進してJR山口線の踏切を越えると、もうそこが三渡八幡宮である。
 明治13年(1880)の社寺明細帳によれば、治暦元年(1065)、神主水津家の祖である題門太夫が鎌倉鶴岡八幡宮から分霊を勧請したことに始まるという。永享元年(1429)には津和野三本松城主吉見弘信が社殿を造営、累代の氏神として社領50石を寄進したとあるらしい。(平凡社「島根県の地名」から孫引き) 古くから続く神社なのだ。
 イチイガシは、石段を上った先、社殿に向かって左の一段高いところ。イチイガシの手前には竹が2本立てられ、注連縄が渡されている。根元には古びた石塔も。畏敬の対象とされてきたことが窺われる。
 下枝がなく、上空で大枝を広げ、大きな樹冠を支えている。境内林の頭領としての貫禄十分なイチイガシである。
 
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