ページタイトル:宮崎酒造店のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:宮崎酒造店のスダジイ 名称 宮崎酒造店のスダジイ
    (みやざきしゅぞうてんのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 千葉県君津市戸崎
 〃 3次メッシュコード 5240−70−83
 〃 緯度・経度 北緯35度19分30.7秒
           東経140度02分12.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 JR久留里線小櫃の西方約2km。県道23号(木更津末吉線)の西に、慶応2年(1866)創業の造り酒屋である宮崎酒造店がある。
 正門を入ると売店があり、その先にこのスダジイが立っている。スダジイが立つ場所は、当主のお屋敷(?)の庭園。
 許可をいただいて、お庭に入った。
 スダジイの横には朱塗りの鳥居と小祠がある。スダジイも注連縄をつけている。手前の石灯籠には、香取神宮で見たのと同じ彫り物があった。この一角は、いわばこの家の鎮守様なのだろう。スダジイも神木として大切にされてきたように思われる。
 幹の下部には、着生ランの一種であるセッコクが着いていた。ちょうど花の時期で、わずかにピンクがかった白い可憐な花を咲かせている。遠来の客を歓迎してくれているように思えて嬉しかった。
 見学を終え、売店で本醸造「峯の精」の4合瓶を1本求めた。
 帰宅後、スダジイを思い出しながら、ぬる燗で賞味。
 美味しいお酒だった。
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