ページタイトル:宮崎神宮のラクウショウ 当サイトのシンボル

画像:宮崎神宮のラクウショウ(幹と並ぶ) 名称 宮崎神宮のラクウショウ
    (みやざきじんぐうのらくうしょう)
名称の典拠 なし
樹種 ラクウショウ(ヌマスギ)
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 120年(注2)
所在地の地名 宮崎県宮崎市神宮2丁目
 〃 3次メッシュコード 4731−73−14
 〃 緯度・経度 北緯31度56分07.3秒
           東経131度25分26.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年8月3日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)「みやざきの巨樹百選」案内板より。なお、訪問時は設置(1992年)から20年を経ているので、記されていた樹齢に20年を加えた





 ラクウショウは落羽松の音読みで、アメリカ大陸に自生する落葉針葉樹。「松」の名がつくが、ヒノキの仲間である(かつてスギ科とされたこともあった)。日本には無かった樹種なので、公園などで見られるのは、すべて人の手で植えられたものと思ってよい。公園では他の木々と同様な環境に植えられているが、元来は長期の冠水に耐える性質を持ち、自生地では沼沢地によく見られるようだ。そのため、ヌマスギとも呼ばれる。
 2012年8月現在、環境省巨樹データベースには、ラクウショウの名で21件、ヌマスギの名で6件、合わせて27件が登録されている。その中のNo.1が、この宮崎神宮のラクウショウである。樹勢も良好そうで、当分は首位の座を明け渡しそうにない。
 宮崎神宮の主祭神は神日本磐余彦尊(かみやまといわれひこのみこと=神武天皇)。相殿には、その父ウガヤフキアエズノミコトと、母タマヨリヒメノミコトを祀っている。初代天皇とされる神武天皇の神宮だから、先の天皇陛下も何度か御参拝になったらしい。市街地にあって、広い敷地と緑濃い森を有する立派な神社だ。
 ラクウショウは、表参道入口の近く。向かって左手に立っている。
 
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