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画像:水沢の観音杉

画像:水沢寺六角二重塔
水沢寺境内(左手前が六角堂、右奥は鐘楼)
名称 水沢の観音杉 (みずさわのかんのんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 群馬県渋川市伊香保町水沢(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5438−57−75
 
〃 緯度・経度 北緯36度28分45秒
           東経138度56分43秒
伊香保町指定天然記念物(1980年9月1日指定)(注4)
撮影年月日 2006年3月31日

注1)1982年3月に伊香保町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2006年2月20日、渋川市に合併。旧行政区は北群馬郡伊香保町





 坂東33観音霊場第16番札所とされる天台宗五徳山無量院水沢寺(みずさわら)は、榛名山の中腹。渋川市を見下ろす高みにある。榛名富士(1391m)からはちょうど真東。
 寺伝によれば、推古、持統両天皇の勅願により、高麗からの渡来僧恵灌(えかん)が開山したと伝えている。推古、持統天皇といえば、今から1300〜1400年以前のことである。
 天明7年(1787)に再建された観音堂の横に、2層の六角堂(群馬県指定重要文化財)がある。屋根上に相輪を備えているところを見れば、塔として建立されたことがわかる。1層に6体の銅造地蔵菩薩立像を安置する回転式の内陣をもつ、珍しい建築様式だ。
 観音杉は、その境内平面の端に立っている。幹には立派な注連縄をつけ、崇敬の対象であることを物語る。
 目通り5.5mまではなさそうに見えたが、水沢寺境内No.1の大木であることは間違いない。
 樹勢もよさそうだ。
 
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