ページタイトル:舞草神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:舞草神社のスギ 名称 舞草神社のスギ (もくさじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 岩手県一関市舞川大平
 〃 3次メッシュコード 5841−31−73
 〃 緯度・経度 北緯38度58分58秒
           東経141度09分53秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年5月15日

注1)正しい神社名は左上の赤い文字の通りなのだが、この文字はJIS第一・第二水準漢字リストにはない。そのためテキスト文では「舞」の文字で代用させてもらった
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 北上川左岸に観音山(324m)が聳え、その下を東北新幹線一関トンネルが貫いている。舞草神社は、その観音山の南東中腹、標高265mほどのところ。
 岩手県神道青年会による神社紹介ページでは「もくさじんじゃ」とルビが振られ、また自動車参道入口にあった「舞草鍛冶」の説明(一関市教育委員会が設置)にも「もくさ」とあったので、そう読ませてもらったが、私が所在を尋ねた地元の方は「まいくさじんじゃ」と呼んでおられた。所在地の地名も「まいかわ」なので、神社の膝元では「まいくさ」が定着しているのかも知れない。
 山中にあって、なかなか立派な神社である。
 本来の表参道は、南の大平集落から、ほぼ一直線に続いているのだが、車の時代になってからは、あまり使われることがないようだ。
 自動車で訪ねる場合は、平石集落が参道の入口となる(道は狭く、途中から未舗装)。神社には駐車場も完備。
 本殿横の高い位置に、左図の大杉が立つ。ウラスギの仲間のように思われる。幹には注連縄。
 少々弱ってきたようで、倒れてしまわぬよう、ワイヤで引っ張られている。
 そのほか、境内には幹囲4.1mのモミもあり、これも神木とされている。(モミは一関市指定天然記念物)
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