ページタイトル:文殊山城跡のブナ ロゴ:人里の巨木たち

画像:文殊山城跡のブナ(幹と並ぶ) 名称 文殊山城跡のブナ
    (もんじゅやまじょうあとのぶな)
名称の典拠 中根洋治著「愛知の巨木」による
樹種 ブナ
樹高 不明
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 400年(注1)
所在地の地名 愛知県新城市作手清岳(つくできよおか)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5237−33−53
 〃 緯度・経度 北緯34度58分09秒
           東経137度24分55秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年9月23日

注1)上記「愛知の巨木」による
注2)2005年10月1日、新城市に合併。旧行政区は南設楽郡作手村





 国道301号の道の駅「つくで手作り村」から北西に見える山の上に、戦国時代の砦跡があり、文殊山城(もんじゅやまじょう)跡と呼ばれている。
 山頂の標高は661mだが、道の駅自体も標高530mほどあるので、それほど高い山の感じではない。
 南麓の善福寺から登る山道があるが、山頂まで車で行くことも可能。ただし、路傍の草や枝が車体の側面をこする浮き石の未舗装路を厭わないのであれば、の条件付き。新城市役所作手総合支所(旧作手村役場)の南の道を西に入り、作手診療所の向かい側の道を南西に向かって進めばよい。
 山頂の城跡は小公園のように整備され、砦の一部も再現されている。丸太の展望櫓もある。
 ブナの木もそのなかに立つ。
 地上2mほどの高さで多数幹に分かれている。根が向かう向きを見た限りでは複数株が融合したように見えるのだが、なにしろ素人判断なので、間違っているかも知れない。
 それらの幹が、普通は放射状に広がるものだ。しかしこのブナでは、みな揃って上に向かっている。そのため、単幹の巨木に近い印象も受ける。
 おもしろいブナだ。
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