ページタイトル:睦合小学校のセンダン 当サイトのシンボル

画像:睦合小学校のセンダン

画像:睦合小学校のセンダン(全景)
名称 睦合小学校のセンダン
    (むつあいしょうがっこうのせんだん)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 センダン
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 3.7m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 山梨県南巨摩郡南部町南部
 〃 3次メッシュコード 5238−73−45
 〃 緯度・経度 北緯35度17分18.0秒
           東経138度26分43.1秒
南部町指定天然記念物(1972年5月10日指定)
撮影年月日 2011年5月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 国道52号塩沢トンネル北口から、直線距離で北北東に600mほどの位置に、睦合小学校がある。
 校舎に向かって、正門のすぐ右手に1本のセンダンが立つ。道路から、塀越しに手を伸ばせば届きそうな距離だ。
 太い大枝を何本も失い、支柱の助けを借りている。
 かつての堂々たる姿を失いつつあるようだが、もともとセンダンは、暖かい地方の木である。この寒い地で、よくここまで頑張ったと、労ってやりたいところだ。
 「栴檀は双葉より芳し」の栴檀と、このセンダンとは同じ木でないが、良い資質をすくすく伸ばして欲しいという願いから(?)、南国では、しばしば小学校にセンダンが植えられる。睦合小学校の場合も、同様の願いが込められたのではなかろうか。
 校門脇に張り出された学校通信の題名も、「せんだん」。児童や保護者、先生、それに学校設置者である町にとって、自慢のセンダンだと想像する。
 山梨県内では、もっとも大きいセンダンである。
 
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