ページタイトル:妙見の樟 当サイトのシンボル

画像:妙見の樟(幹と並ぶ)

画像:妙見の樟
名称 妙見の樟 (みょうけんのくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 10.0m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 熊本県菊池市七城町辺田(注4)
 〃 3次メッシュコード 4930−36−71
 〃 緯度・経度 北緯32度59分04.5秒
           東経130度45分55.8秒
菊池市指定天然記念物
撮影年月日 2011年8月1日

注1)七城町教育委員会と(七城町?)文化財保護委員会が連名で設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月22日、菊池市に合併。旧行政区は菊池郡七城町





 道の駅七城メロンドームから、直線距離にして北西約600m。段丘斜面の途中に立っている。ただ、段丘上からも、下の水田からも姿が見えないので、場所がわかりにくいかも知れない。
 クスノキのそばの石柱には「天然記念物 妙見の樟(上鶴神社)」と刻まれている。祠らしきものは見あたらないが、案内板によると、どうやらこのクスノキそれ自体が上鶴神社(かみづるじんじゃ。上霍神社とも書く)であるらしい。雨乞い祈願の水の神様であり、9月18日には例祭もあるとのこと。辺田地区に大火がないのも、この神様(クスノキ)のおかげだと口伝されているとも。
 国天然記念物「手野のスギ」をはじめ、熊本県内で数多くの巨木を薙ぎ倒した平成3年(1991)台風19号で、このクスノキも大きな被害を受けたという。
 かつては、どんなに立派な樹冠を戴いていたのだろう。平成3年以前の姿を知らない私には、今でも十分大きく、元気そうに見えるのだが。
 
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