ページタイトル:鍋石町のスダジイ 当サイトのシンボルマーク

画像:鍋石町のスダジイ 名称 鍋石町のスダジイ (なべいしちょうのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県浜田市鍋石町
 〃 3次メッシュコード 5232−10−75
 〃 緯度・経度 北緯34度48分56.0秒
           東経132度03分57.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年10月10日

注1)浜田市指定名木の標柱側面に記載されたデータによる





 鍋石町は、海岸沿いのJR山陰本線周布(すふ)駅から南東に7kmほど離れた山間の地である。
 鍋石町内に平地は無いに等しく、従って大きな集落も無い。家々は数軒ずつ寄り添って小さな集落を作り、斜面上に散在している。
 かつてその一角に美川東小学校があった。坂道を上ったり下ったりの通学は大変だっただろうと想像するが、それでも、遠くまで通うのに比べれば余程よかったであろう。子供たちにとっても親たちにとっても大切な小学校だったに違いない。
 しかし、美川東小学校は昭和43年(1968)に廃校。戦後の団塊世代が卒業してから間もない頃である。
 そのグラウンド跡が鍋石町内の数少ない広い平面として残っている。
 平面の端には「美川公民館東分館」兼「美川まちづくりセンター東分館」の建物がある。かつての小学校の校舎の一部を用いたようで、どことなく私が通った小学校を思い出させる。
 左図のスダジイもその平面の端に立つ。自動車で上がって行くと、グラウンドの入口にあたる場所である。かつての校門もこのあたりにあったのだろうか?(当否不明)
 美川東小学校の卒業生はみなもうかなりお年を召したと思われる。故郷を離れた方々も、この大きなシイの木を覚えておられるだろうか。
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