ページタイトル:福性寺のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:福性寺のイチョウ 名称 福性寺のイチョウ (ふくしょうじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 千葉県流山市平方
 〃 3次メッシュコード 5339−67−72
 〃 緯度・経度 北緯35度54分05.9秒
           東経139度53分51.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月11日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 江戸川左岸、西深井小学校の南西約500mのところに、真言宗豊山派薬法山福性寺(やくほうざんふくしょうじ)がある。
 境内の「福性寺縁起」碑によれば、創立年暦不詳。江戸時代末期の天保年間(1830〜44)に中興されたが、またも寺運衰退。昭和に入って再び中興され、今日に至っているようだ。
 本尊は大日如来だが、流山七福神の毘沙門天の寺としても知られる。
 正面参道、向かって右手に、単幹の大イチョウが立つ。
 ところどころ表皮が欠如している部分があるが、樹勢には影響なさそうだ。なかなか堂々とした姿のイチョウで、根張りも力強い。幹囲も、上記データよりかなり大きいのではないだろうか。
 イチョウの向かい側には、お不動さん、弁天さん、それに毘沙門天を安置する小さな御堂が3つあり、その背後にムクロジが立っている。
 幹囲はまだ3mに満たないようだが、なかなか元気の良い、将来有望なムクロジのように思われる。
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