ページタイトル:長瀬八幡神社のタブノキ 当サイトのシンボル

画像:長瀬八幡神社のタブノキ(幹と並ぶ)

画像:長瀬八幡神社のタブノキ
名称 長瀬八幡神社のタブノキ
    (ながせはちまんじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 兵庫県美方郡香美町村岡区長瀬(注2)
 〃 3次メッシュコード 5334−24−66
 〃 緯度・経度 北緯35度33分30.9秒
           東経134度34分45.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年10月16日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年4月1日、2郡にまたがる3町が合併して美方郡香美町誕生。旧行政区は美方郡村岡町





 矢田川左岸、道の駅「あゆの里矢田川」から下流側1km弱のところが長瀬だ。
 集落の東端近くから山の方に少し登ったところに八幡神社がある。
 祭神は品陀別命(ほんだわけのみこと)。天文年中(1532〜55)の創立と伝え、慶長2年(1597)に社殿が築造されたようだ。
 社殿の斜め前に、力強く根を張った単幹のタブノキが立っている。
 このタブノキをはじめ、境内のタブノキ2本とヤブツバキ1本が、平成3年(1991)1月4日、兵庫県郷土記念物に指定された。
 タブノキにはそこそこの耐寒性があり、冬の季節風が吹き付ける日本海側でも、海岸近くを中心に、巨木を見ることができる。兵庫県を挟む鳥取県と京都府も、もちろん例外ではない。
 それが、何故か兵庫県には少ないようだ。2010年現在、環境省巨樹データベース上では、このタブノキより大きいタブノキは兵庫県にはないようだ。
 そんなことも、郷土記念物とされた理由なのかも知れない。
 
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