ページタイトル:永田のツキノキ サイトのシンボル

画像:永田のツキノキ(幹と並ぶ)

画像:永田のツキノキ(全景)
名称 永田のツキノキ (ながたのつきのき)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 12.0m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 福島県南会津郡南会津町永田字鳥井戸(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5539−66−20
 
〃 緯度・経度 北緯37度11分18.5秒
           東経139度45分01.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年6月7日

注1)1983年3月、福島県総合緑化センターが刊行(福島県監修)
注2)2000年の環境省フォローアップ調査による
注3)上記「緑の文化財」による
注4)2006年3月20日、郡内4町村が合併して南会津町誕生。旧行政区は南会津郡田島町





 ツキノキ(槻の木)はケヤキの異称。
 南から永田集落に向かうと、必ずこの木を目にする。集落の南端、交差点に立っている。
 「緑の文化財」によれば、この地は旧日光街道筋にあり、道標として、また旅人や農夫の憩いの場として親しまれてきたようだ。
 ところで、標記の名は全体を一塊りと見なしての命名だが、実は1本の木ではない。
 6本の幹がまとまって立っているが、うち1本は根が繋がっていない。5本の根はくっついて一体化している。
 その5本のうち、1本は既に枯れている。姿は残っているが、葉を1枚もつけていない。他の4本は生きている。
 よく見ると、4本のうち、もっとも細い1本はエノキである。ケヤキとエノキの境界は、眼を凝らさないとわからない。上手にくっついたものだ。
 全体としてはよくまとまっており、合わせて1個体と見たくなるのもわかる。
 福島県緑の文化財第400号に登録されている。
 
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