ページタイトル:中居・氏神様のタブノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:中居・氏神様のタブノキ 名称 中居・氏神様のタブノキ
    (なかい・うじがみさまのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 不明
目通り幹囲 6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県鉾田市中居(注2)
 〃 3次メッシュコード 5440−04−95
 〃 緯度・経度 北緯36度04分40.8秒
           東経140度33分59.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年5月18日

注1)環境省資料に載る木と勘違いし、しっかり確認しなかったことに加え、訪問から訂正(※)に至るまで5年を経て記憶も薄れてしまった。幹囲6.1mの個体と誤認した以上、その時は6mくらいと思ったのかも知れないとの、全く不正確なデータで申し訳ない
注2)2005年10月11日、鹿島郡内の1町2村が合併して鉾田市誕生。旧行政区は鹿島郡大洋村





 お葉付イチョウが立つ照明院阿弥陀堂の南西150mほどの畑地の中に、数本のタブノキから成る樹林が見えた。
 近づいてみると、そこは農家のお屋敷の入口であり、入口の脇には氏神様らしいお社(やしろ)があった。
 左図のタブノキは、お社の横に立っている。
 恐らく合体木であるが、全体としてはかなりの幹周りとなる。多分、これが環境省巨樹データベースに幹周605cmとあるタブノキだと思われる。(同DBでは調査年を2000年としているが、1988年に報告されたデータをそのまま踏襲しているようだ)
 幹の1本ずつを見れば、遠くから目立つ、背の高いタブノキと太さがそう変わらない。これらはみな、ほぼ同樹齢なのかも知れない。

※)以前は「中居のタブノキ」の名前で紹介していたタブノキである。
 ところが、私と同じく巨樹を愛する谷口さんという方から、これは環境省データで幹囲6.1mとされるタブノキとは別の個体だとのご指摘をいただいた。環境省データのタブノキは300mほど離れた旧家の屋敷林中に立ち、1991年刊行の「茨城の巨樹」にも載っているとのこと。ご自身で撮影された写真も添えて下さった。(ご指摘に感謝)
 さて、困った。間違いは正さなければならないが、適当な名前も思いつかず、データも曖昧。ページを閉じてしまおうかとも思ったが、この個体だって巨木であることは間違いないし、合体木ではあるが、周囲を含めた佇まいが良い。無知の恥をさらしつつ、少し名前を変えて掲載を続けることにした。(2020/09/27追記)
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