ページタイトル:中島公園のエゾヤナギ 当サイトのシンボルマーク

画像:中島公園のエゾヤナギ 名称 中島公園のエゾヤナギ
    (なかじまこうえんのえぞやなぎ)
名称の典拠 なし
樹種 エゾヤナギ(注1)
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 4.4m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 北海道札幌市中央区南14条西4丁目
 〃 3次メッシュコード 6441−42−48
 〃 緯度・経度 北緯43度02分30.3秒
           東経141度21分16.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2019年6月4日

注1)中島公園管理事務所公式ウェブサイトによる。環境省巨樹データベースはシロヤナギとしている
注2)環境省巨樹データベース(2007年調査)による





 札幌市役所から南に約2km。豊平川(とよひらがわ)左岸に中島公園がある。すすきの(薄野)に隣接する緑豊かな公園で、面積は約7万2千坪。東京ドームの約5倍。園内には、小堀遠州設計の茶室「八窓庵」(国重文)や明治の開拓使が建造した洋館「豊平館」(国重文)もある。
 公園の南部、鴨々川(かもかもがわ。創成川の一部)に架かる南14条橋の袂近くに左図のヤナギが立つ。道路からも良く見える。(脇見運転注意)
 上部を失って背丈は低いが、公園内随一の巨木である。近くに立つと、ヤナギとしてはなかなかの太い。目分量で、今は4.5mを少し超えていそうな気もする。
 推定樹齢が正しければ、札幌市が開かれる前からここに立っていたということになる。
 排気ガスに曝され続ける環境ではあるが、目下、樹勢は悪くなさそうだ。
 開発前からの生き証人として、今後もヒトの仕業を見続けて欲しいと思う。
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