ページタイトル:南宮大社のスギ 当サイトのシンボル

画像:南宮大社のスギ(遠景)

画像:南宮大社のスギ(No.2のスギ)
名称 南宮大社のスギ (なんぐうたいしゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岐阜県不破郡垂井町宮代
 〃 3次メッシュコード 5336−04−22
 〃 緯度・経度 北緯35度21分40秒
           東経136度31分30秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年5月7日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 垂井町役場の南1.2km、南宮山(標高419m)の北東麓に南宮大社が鎮座する。美濃国一の宮。
 祭神は金山彦命(かなやまひこのみこと)。延喜式神名帳に見える仲山金山彦神社が前身らしい。のち、神社が美濃国府の南方に位置することから南宮神社と呼ばれるようになったようだ。
 慶長5年(1600)の関ヶ原合戦で兵火を受けて焼失。現存する社殿は、徳川第3代将軍家光が寄進した。現在、楼門や拝殿、本殿をはじめ、計15棟の建物、2つの橋、そして鳥居一つが国の重要文化財指定を受けている。
 祭神の金山彦命は鉱山の神とされるため、全国の鉱山、金属業の総本宮でもある。毎年11月8日の金山祭(ふいご祭)では、神前に設えられた鍛冶場で、刀匠による古式鍛錬式が奉納される。
 なかなか立派な神社で、最初はあちこちに目を奪われてしまったが、ようやく落ち着いて、「さて大杉は?」と探してみると、どうやら社殿の背後の、一般人の立ち入ることができない場所に立っているようだ。
 上図の2本がその大杉で、向かって左のスギが、多分、境内に於ける最大木だろう。
 社殿から少し離れて作事小屋があり、その奥の方に立っているようだ。そこでお仕事をしておられた方に、作事小屋より奥には決して入らないからと約束して、そこから撮った写真が下図である。(しかし、残念ながら、これは上図右手の大杉であって、最大木ではない)
 
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