ページタイトル:荒池園地のエノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:荒池園地のエノキ 名称 荒池園地のエノキ (あらいけえんちのえのき)
名称の典拠 なし
樹種 エノキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 7.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 奈良県奈良市高畑町
 〃 3次メッシュコード 5235−06−17
 〃 緯度・経度 北緯34度40分50.3秒
           東経135度50分13.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年5月17日指定

注1)奈良市・巨樹に親しむ会「奈良公園の巨樹」による





 県庁横の奈良公園バスターミナルから国道169号を南下すると、春日大社の一之鳥居を過ぎて100mほどで荒池に出る。(国道は荒池の中央を突っ切る)
 荒池は明治期に造られた人工の池らしい。荒池園地の広い芝生と静かな水面を眺めていると、こちらの気持ちも穏やかになってくるのだが、何故この池が「池」なのだろう。(「新池(あらいけ)」だというならわかるが)
 国道が荒池にさしかかる地点の左側にアスファルト道が開いていて、浮見堂の案内標識が出ている。この道に入って約200m。古い瓦土塀の跡が残る場所にトイレがあって、その近くにエノキも見える。(公園案内図で荒池のトイレを探してそこに向かうのが一番分かり易いかも知れない)
 株立ちのエノキなので、上記幹囲データほどの大きさを感ずることはできないが、このエノキの見どころは、幹よりもむしろ根である。大きく露出した根が、幹と勢いを競っている。
 根がこうなったのは、表土が大きく失われたからに相違ないが、エノキはちゃんと適応出来ているようだ。素人目ながら、樹勢は良好に思われる。
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