ページタイトル:成相寺のタブノキ 当サイトのシンボル

画像:成相寺のタブノキ 名称 成相寺のタブノキ (なりあいじのたぶのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 タブノキ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 京都府宮津市成相寺
 〃 3次メッシュコード 5335−31−15
 〃 緯度・経度 北緯35度35分37.0秒
           東経135度11分13.7秒
京都府指定天然記念物(1985年5月15日指定)
撮影年月日 2012年5月12日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 西国33観音霊場第28番札所、成相山成相寺は、天橋立の観望所としても知られ、多くの観光客が訪れる(入山料必要)。
 平成10年(1998)、五重塔が再建された。古い様式に準拠した木造の塔である。(やはり仏塔は木造がいい)
 その五重塔の近くに、タブノキが立っている。数少ない京都府指定天然記念物の一つ。
 宮津市ホームページによると、「龍神の椨(たぶ)」と呼ばれているとか。本堂内陣に彫刻された龍(伝左甚五郎作)が、このタブノキに蟠踞して、天に昇ったという伝説があるらしい。
 五重塔の横には、標高320mほどの小ピークがある。弁天山と名付けられている。寺の背後にそびえる成相山(546m)のパノラマ展望所まで行かなくとも、弁天山頂からも、天橋立のほぼ全景が俯瞰できる。
 この日は一日中、雨が降ったり陽が射したりと目まぐるしく天気が変わったが、どうやら落ち着いたようだ。澄んだ空気のなか、穏やかな風景を堪能することが出来た。
 
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