ページタイトル:新谷のムクエノキ 当サイトのシンボル

画像:新谷のムクエノキ

画像:新谷のムクエノキ(全景)
名称 新谷のムクエノキ (にいやのむくえのき)
名称の典拠 大洲市の公式WEBサイトより
樹種 ムクノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛媛県大洲市新谷町
 〃 3次メッシュコード 5032−24−48
 〃 緯度・経度 北緯33度32分19.9秒
           東経132度35分53.7秒
大洲市指定天然記念物(1956年9月30日指定)
撮影年月日 2013年5月15日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 新谷小学校の校庭(グラウンド)の一隅に立つムクノキ古木。
 かつてここには新谷藩の陣屋があった。
 新谷藩は、寛永16年(1639)、大洲藩主の弟加藤直泰が1万石の内分を受けて成立した藩で、同19年(1642)、この場所に陣屋が作られた。
 今は新谷小学校に変わったが、現在も校地内に、藩時代の遺構「麟鳳閣」(りんぽうかく。県指定文化財)が残る。小学校では郷土資料室として利用しているようだ。(以上、大洲市公式HPを参考)
 当然、このムクノキも、藩政時代から生きてきたはずである。
 今は年老いて、主幹を途中で失い、内部はすっかりがらんどう。数本の横枝によって、辛うじて生命の火を灯し続けている状況。
 小学生にとって、ムクノキは、あまり立派には見えないかも知れない。子どもはもっと生き生きと元気が良く、美しくて強いものに憧れるものである。
 尊敬の念は無理としても、せめて、いたわる心だけは自ら育んでくれるだろうか。
 
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