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画像:赤尾の宮のけやき(幹と並ぶ) 名称 赤尾の宮のけやき (あかおのみやのけやき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 富山県南砺市西赤尾町(注3)
 〃 3次メッシュコード 5436−46−59
 
〃 緯度・経度 北緯36度22分56秒
           東経136度52分14秒
上平村指定天然記念物(1969年2月4日指定)(注3)
撮影年月日 2003年8月21日

注1)上平村教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成16年(2004)11月1日、8町村が合併して南砺市誕生。旧行政区は東礪波郡上平村





 八幡宮の社殿の後ろに立つ。
 庄川の対岸、東赤尾の八幡宮には樹勢のよい夫婦杉が仲良く立っているが、西赤尾町の八幡宮のケヤキの方は、樹勢が芳しくない。
 元気な頃は、境内を覆い尽くさんばかりの大きな樹冠を形成していたと思われる。それが、今は地上6mほどで主幹を失い、1本の枝を上方に伸ばしているのみである。2本の杉に挟まれるような位置にあって、日当たりも良くなさそうだ。幹の北側半分には切断面の高さまで、びっしり苔がついている。
 なにか悲哀のようなものを感じてしまい、つい「ごくろうさま」とねぎらいの言葉をかけてしまった。

※富山市にお住まいのHさんから、訪ねてみたがケヤキも萱葺きの社殿も見えないとのメールをいただいた。添付された写真を拝見すると、ケヤキが立っていたところにポッカリと空間が空いている。伐採されてから時間を経た様子。私が会った時には既に樹勢が悪そうに見えたので、「いずれは…」と思ってはいたが、それが現実になってみると、やはり残念である。(情報を下さったHさんに感謝)(2020/06/04追記)
 
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