ページタイトル:春日神社の大クス 当サイトのシンボル

画像:春日神社の大クス_1


画像:春日神社の大クス_2
名称 春日神社の大クス
    (かすがじんじゃのおおくす)
名称の典拠 「ひむか巨樹マップ」(注1)
樹種 クスノキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 10.0m(注2)
推定樹齢 850年(注3)
所在地の地名 宮崎県延岡市恒富町4丁目
 〃 3次メッシュコード 4831−65−73
 〃 緯度・経度 北緯32度34分02.0秒
           東経131度39分44.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月31日

注1)宮崎県林務部の企画編集により、鉱脈社から刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)「みやざき巨樹百選」の案内板による





 五ヶ瀬川(大瀬川)右岸、愛宕山(251m)北麓の市街地に、春日神社が鎮座している。広い境内を有する、なかなか立派な神社だ。(駐車場も完備)
 神社でいただいたパンフレット等によれば、主祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、斎主命(いわいぬしのみこと=経津主命)、姫大神(ひめおおかみ、天児屋根命の妃)の4柱。藤原氏の祖神と、国譲りを実現させた武神たちである。上古よりこの地に祀られて、荒瀬宮と称していた。五ヶ瀬川の中瀬にあったからである。
 養老2年(718)、大神惟資(おおがこれすけ)が神殿を建立。天児屋根命を祭神とすることから、春日大明神と呼ばれるようになった。その後、幾度も領主が変わったが、その都度寄進を受け、篤い尊崇を受けてきた。
 明治4年(1871)、恒富神社と改称。昭和43年(1968)、かつての春日神社の社号に復した。
 そんな沿革を持つ春日神社の拝殿両脇を、クスノキの巨木が飾っている。
 向かって右手の方が大きく、目通り10.0m。左図がその姿。大きく2幹に分かれている。
 向かって左は目通り8.5m。こちらは単幹の大クスだ。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 いずれもなかなかの大きさと樹勢である。
 
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