ページタイトル:野郷神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:野郷神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 野郷神社のクスノキ (のごうじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 6.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県吉野川市山川町川田(注2)
 〃 3次メッシュコード 5134−01−78
 〃 緯度・経度 北緯34度03分42.3秒
           東経134度13分22.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年7月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2004年10月1日、麻植郡内の3町1村が合併して吉野川市誕生。旧行政区は麻植郡山川町





 「山川バンブーパーク」と名付けられた河川敷公園の西、吉野川右岸堤防から100mほどのところに野郷神社がある。境内は、ごく狭い。
 その社殿の後方に、窮屈そうな姿でクスノキが立っている。
 写真で知る姿に比べ、ずいぶん小さくなったように思ったので、たまたま通りかかった方に話を伺ってみた。
 7年前のことだっただろうか。大風で直径15cmほどの枝が折れて落ちた。実物を見るとずいぶん大きい。こんなものが頭上に落ちてきたら大変だ。その時はたまたま事故はなかったが、いつまた落ちないとも限らない。二方を道路が通っていることでもあり、道路上に出ている枝はみんな伐った、ということである。
 境内が狭いと、巨木の大枝は、どうしても道路や民地の上空にかかってしまう。景観保全と安全確保は、このような立地にある巨木に共通するジレンマである。
 もとの姿が立派だっただけに、少々残念な気もするが、これも致し方ないことなのだろう。
 
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