ページタイトル:野尻のギンモクセイ 当サイトのシンボルマーク

画像:野尻のギンモクセイ 名称 野尻のギンモクセイ (のじりのぎんもくせい)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ヒイラギモクセイ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 3.0m(注2)
推定樹齢 伝承200年以上(注3)
所在地の地名 富山県滑川市野尻
 〃 3次メッシュコード 5537−03−91
 〃 緯度・経度 北緯36度45分02.0秒
           東経137度23分29.5秒
滑川市指定天然記念物(1979年2月22日指定)
撮影年月日 2022年6月23日

注1)天然記念物指定名称は単に「ギンモクセイ」だが、それでは他と区別できないので、私のサイトでは地名を冠して呼ばせていただく
注2)泉治夫・内島宏和・林茂編「とやま巨木探訪」による
注3)奥様のお話による





 野尻は北陸自動車道滑川(なめりかわ)インターチェンジの北東1.3kmほどのところ。名前は野尻だが、平野の端にあるわけではなく、早月川(はやつきがわ)扇状地の扇央部に位置する。
 ギンモクセイは岩城さんのお庭に立っている。
 滑川市公式ウェブサイト中の文化財紹介ページによれば、岩城家は17代続く名家で、江戸時代には野尻村の肝煎を務めたという。住宅についても、昔からの建物を大切に維持してこられたようだが、かつての主屋は東福寺野に移築され、今は滑川市指定文化財として市の管理下にある。
 撮影の許可を願ったところ、奥様がとても丁寧に対応して下さった。(感謝)
 樹勢が良く、素晴らしいギンモクセイである。花期には白い花をたくさんつけ、落花で地面が白く染まるほどだそうである。
 ところで、樹種についてだが、若い枝についた葉の様子から、ヒイラギモクセイではないかと思う。ただ、いつものことながら、樹種鑑定については自信がないので、間違っているかも知れない。
ボタン:富山県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る