ページタイトル:野槌神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:野槌神社のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:野槌神社のクスノキ(遠景)
名称 野槌神社のクスノキ (のづちじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県名西郡石井町高川原
 〃 3次メッシュコード 5134−13−07
 〃 緯度・経度 北緯34度05分18.7秒
           東経134度27分42.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 野槌神社は、吉野川の支流飯尾川(いのおがわ)左岸、徳島市との境界近くに鎮座している。
 ただし、小さな神社なので、神社名を頼りに訪ねるのは難しいと思う。2012年3月現在、国土地理院の2万5千分の一地形図や、3万分の一ロードマップに神社マークはない。
 神社を探すのは難しいが、クスノキを見付けるのは難しくない。
 県道30号を西に向かい、徳島市から石井町に入って最初の信号を右折すると桜間神社の西に出る(桜間神社は、付近ではよく知られた神社だ)。そこを通り過ぎて、飯尾川に架かる橋を渡ると、右手、耕地の彼方に下図の小さな森が見える。そこが野槌神社である。
 幹が地際で弧を描いて大きく広がる力強い姿は、しばしばクスノキ巨木に見られる。この木の場合もそこが一番の魅力。
 地上3〜4mで2つに分かれた幹は、社地の外側に向けてやや斜上する。外側の大枝は殆どが切除された。そのためか、幹の太さの割に樹冠は小さい。
 境内には目通り3.3mの若いクスノキがもう1本。すばらしい樹勢だ。
 しかし、貫禄では、まだまだこのクスノキには及ばないように思われる。
 
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