ページタイトル:越知神社のトチノキ 当サイトのシンボル

画像:越知神社のトチノキ_1

画像:越知神社のトチノキ_2

画像:越知神社のトチノキ(幹と並ぶ)
名称 越知神社のトチノキ (おちじんじゃのとちのき)
名称の典拠 なし
樹種 トチノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 福井県丹生郡越前町大谷寺(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−70−92
 〃 緯度・経度 北緯35度59分51秒
           東経136度01分53秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年10月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年2月1日、丹生郡内の3町1村が合併して新「越前町」誕生。旧行政区は丹生郡朝日町
注3)位置の精度については自信なし





 大トチノキの越知神社は、標高613mの越知山頂近く。車で行くことも出来るが、その場合は、福井市尼ヶ谷町から登るのが唯一のルート。(途中、ダート部分あり)
 この道の終点が越知神社である。神社の少し手前に広い駐車場があるが、神社のすぐ下にも数台くらいは停めることが出来る。
 御神木のトチノキは、境内平面の端、殿池を見下ろすように立っていた。
 立ち上がってまもなく2幹に分かれ、そして全体に北西方向に傾いている。幹には着生植物が多数。でも、朽ちかけているわけではなく、まだ樹勢は悪くない。


画像:越知神社境内


 境内では、私より少しご年輩の上品な紳士が落ち葉焚きをしておられた。神主さんだろうか。
 2週間ほど前の台風で散らかった境内を、やっときれいにし終えたところだとおっしゃる。そう言えば、越知神社に至る道にも、豪雨の爪痕が各所に見られた。
 仕事の手を休めて歓迎してくださり、越知神社についてのさまざまなことを教えて下さった。さらには、焚き火の中から、焼きたてのサツマイモまで頂戴してしまった。
 自動車の前方20mほどのところをイノシシが横切ったくらいだから、越知山の自然の懐が深いことはわかる。
 その懐の深さを、この神主さん(?)にも感じた。
 自分の心がスーッと透きとおってゆくような気持ちになった。
 
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