ページタイトル:小川神社のカゴノキ 当サイトのシンボル

画像:小川神社のカゴノキ(幹と並ぶ) 名称 小川神社のカゴノキ
    (おがわじんじゃのかごのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カゴノキ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県三方上中郡若狭町小川(注3)
 〃 3次メッシュコード 5335−36−27
 〃 緯度・経度 北緯35度36分31.0秒
           東経135度50分41.0秒
福井県指定天然記念物(1957年7月30日指定)
撮影年月日 2012年5月19日

注1)旧三方町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年3月31日、郡の異なる2つの町が合併して、新しい郡、新しい町(若狭町)ができた。旧行政区は三方郡三方町





 小川神社の社殿の手前、向かって右手、石段のすぐ脇に立つカゴノキが、福井県から天然記念物指定を受けている。
 頂部を失い、内部の空洞が外に大きく開いている状況だが、若い枝も伸びていて、全体としての樹勢は悪くない。
 カゴノキは鹿子の木の意。樹皮の模様が、染め分けたモザイク状に見えるから。これを、鹿の夏毛に現れる「鹿の子(かのこ)模様」に見立てての命名である。
 老木になっても、模様ははっきり見える。(「少し大きめの画像」でご確認を)
 石垣を跨ぐように立っている。根元の様子を見るに、今の石垣が築かれる前からカゴノキがあったのではあるまいか。私には、カゴノキをうまく活かすように石垣を築いたと思われるのだが、真実は如何。
 福井県内はもちろん、ここ以北の日本海側に、これより大きいカゴノキはないと思われる。
 
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