ページタイトル:生原のしだれ桜 ロゴ:人里の巨木たち

画像:生原のしだれ桜

画像:生原のしだれ桜(遠景)
名称 生原のしだれ桜 (おいばらのしだれざくら)
名称の典拠 観音堂に掲示してあった切絵のポスターより
樹種 エドヒガン
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 4.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 群馬県吾妻郡東吾妻町三島(注2)
 〃 3次メッシュコード 5438−66−43
 〃 緯度・経度 北緯36度32分31.8秒
           東経138度47分05.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年4月8日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2006年3月27日、吾妻町と東村(あずまむら)が合併して東吾妻町(ひがしあがつままち)誕生。旧行政区は吾妻郡吾妻町





 吾妻川(あがつまがわ)の支流温川(ぬるかわ)左岸、生原(おいばら)集落を南北に貫く道路を走っていると、西の山裾にシダレザクラの姿が見えた。
 サクラの傍に見える建物は観音堂らしい。そのため、「生原観音堂のシダレザクラ」と呼ばれることもあるようだ。
 花はまだ1分咲きくらいの状態で、愛でるには少し早すぎたが、それでも十分に満開時の艶やかさを想像することは出来た。
 同じような背丈のサクラが2本並び、そのうち1本(上図)の古木ぶりがいい。
 観音堂の壁面に、この古木の満開の様子を描いた切り絵作品(の印刷物)が掲示されていた。
 いつ、どなたが描かれたものなのだろうか。「観光名所シリーズ9」とあったので、町役場か、町の観光協会が作ったポスターなのかも知れない。絵は「吾妻町の春(生原のしだれ桜)」と題されている。
 絵と実物を比べると、実物の方が少しばかり枝数が少ないように見えるけれども、全体的には殆ど変わらない。
 ここに絵を掲げたのは、満開のタイミングを逃した訪問者への心配りからのようにも思われた。
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