ページタイトル:岡村八幡宮のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:岡村八幡宮のスダジイ_1

画像:岡村八幡宮のスダジイ_2
名称 岡村八幡宮のスダジイ
    (おかむらはちまんぐうのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 11.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 島根県雲南市大東町岡村(注2)
 〃 3次メッシュコード 5232−77−57
 〃 緯度・経度 北緯35度18分01秒
           東経132度57分55秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2004年11月1日、2つの郡にまたがる5町1村が合併して雲南市誕生。旧行政区は大原郡大東町





 市立阿用(あよう)小学校から、直線距離にして南西約500mの高台に八幡宮がある。
 ときおり雨が強く降るなか、傘を片手に、長い石段を滑らぬよう登った。この先に、スダジイが待っているはずである。
 石段の途中から、右手奥の方に、黒々と腕を広げたシルエットが見えてきた。なかなかの大きさだ。期待に胸が膨らむ。
 確かに素晴らしいスダジイだった。しかし残念ながら、1988年の環境庁資料で4本とあった幹は、今は2本しかない。そのためか、大きさの割に幅が広すぎて、樹形に散漫な印象が拭えない。4本揃っていた頃は、すばらしい大シイだったことであろう。
 衰勢は止まらないようで、訪問時にも、最近折れたばかりの大枝が葉をつけたまま横たわっていた。
 かと言って、今でも十分なインパクトがないわけではない。石段から初めて姿が見えた時のわくわくする驚きは、今でもはっきり覚えている。
 
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