ページタイトル:昌福寺枝垂桜 当サイトのシンボル

画像:昌福寺枝垂桜(幹と並ぶ) 名称 昌福寺枝垂桜 (しょうふくじしだれざくら)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 3.3m(注2) 実際はもっと太い
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 長野県岡谷市川岸東4丁目
 〃 3次メッシュコード 5438−00−21
 〃 緯度・経度 北緯36度01分27.7秒
           東経138度01分08.7秒
岡谷市指定天然記念物(1967年3月6日指定)
撮影年月日 2017年4月23日

注1)岡谷市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし現在の天然記念物としての名称は「昌福寺のシダレザクラの大樹」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 JR飯田線川岸駅の南約1km。中央自動車道を背にした高台に真言宗智山派龍光山昌福寺がある。
 その境内、山門と本堂の間に左図のシダレザクラ老巨木が立つ。案内板によれば、元和元年(1615)、大坂の陣に出陣した諏訪氏が戦勝記念に植えたと伝えられているようだ。
 天然記念物に指定されたのは昭和42年(1967)だから、時期としてはずいぶん早い。昔から注目されてきた桜だったのだろう。
 上記データは環境省の1988年データを抜き書きしたものだが、これらの数値は、指定当時に設置された案内板の数値とほぼ一致している。従って、1967年当時の大きさと見てよいだろう。
 それから50年を経た。背丈はむしろ低くなってしまったが、現在の幹回りは4.5mくらいあるのではないだろうか。(傍らに立つ愚妻の身長は145cmである)
 訪ねた日は8分咲き。
 瘤だらけのごつごつした荒ぶる姿の樹幹と、色の濃い優しげな花が対照的な桜である。 
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