ページタイトル:沖家のイヌマキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:沖家のイヌマキ 名称 沖家のイヌマキ (おきけのいぬまき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イヌマキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 4.9m(注2)
推定樹齢 伝承600年(注2)
所在地の地名 長崎県平戸市鏡川町(西の久保)
 〃 3次メッシュコード 5029−04−44
 〃 緯度・経度 北緯33度22分13.2秒
           東経129度32分48.6秒(注3)
平戸市指定天然記念物(2013年8月1日指定)
撮影年月日 2015年3月31日

注1)文化財としての名称は、平戸市の「広報ひらど平成25年9月号」の「平戸遺産Vol.73」では「沖禎介宅跡の大イヌマキ」だが、「文化遺産オンライン」では「沖禎介宅跡の大イヌマキ」となっていて一致せず、どちらを採るか困った。仕方がないので、私のサイトでは標記のように呼ばせていただくことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)イヌマキに近づくことが出来ないので、これは実測値でなく、地図上で見当を付けた値。少し違っていると思うが、この位置を目指せばイヌマキを確認できると思う





 平戸港の西の高台、平戸ザビエル記念教会(聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂)の西北西200mほどにあった沖家の庭に立つイヌマキ。
 「平戸遺産」の説明によると、沖家は平戸松浦藩家臣の家柄だったようだ。家臣なれば、ずっとここに住んでおられたことと思われる。イヌマキの大きさから見て、ここに屋敷を構えた当初に、庭園樹の1本として植えられたのではなかろうか。
 現在、沖家の方々はここにはお住まいでなく、イヌマキの周囲に建物は無い。不在では立入許可をお願いすることも出来ず、仕方がないので、屋敷外から眺めさせていただくことで満足することにした。(全体像はよく見える)
 なかなか立派な姿のイヌマキである。
 「文化遺産オンライン」では「目通り幹回り5.48m」とある。もし本当なら、三重県の「神木のイヌマキ」より大きいことになる。
 近くに立って大きさを実感できなかったのが残念である。
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