ページタイトル:大石見神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:大石見神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 大石見神社のスギ (おおいわみじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鳥取県日野郡日南町上石見
 〃 3次メッシュコード 5233−52−38
 〃 緯度・経度 北緯35度06分48.3秒
           東経133度21分18.1秒
日南町指定天然記念物(1983年6月10日、「大石見神社社叢」の名称で一括指定)(注2)
撮影年月日 2016年4月2日

注1)まったくの目分量
注2)当然このスギも指定対象だと思うが、日南町教委設置の案内板では、スギのことは何も触れられていない。もしかして、このスギは含まれていないのだろうか?





 大倉山(1112m)南麓、JR伯備線上石見駅の東南東350mほどの位置に大石見神社が鎮座する。
 大石見神社では、鳥取県指定天然記念物のオハツキ・タイコイチョウが有名だが、そのほかに、社叢全体も日南町から天然記念物指定を受けている。
 案内板を読むと、ヤブツバキ域とブナ域が混じる標高帯にあり、人の干渉を長く受けなかった社叢であることが主な指定理由のように思われる。カヤ、シラカシ、ケンポナシ、トチなど様々な樹種が列記され、林床のフッキソウにまで触れられているのだが、スギは挙げられていない。明らかに人の手で植えられたと思われるスギは、天然記念物の範囲外なのだろうか。
 案内板では、目通り5.8mと5.4mのケヤキ巨木が2本あるという。環境省巨樹データベースでも同サイズのケヤキが2本登録されている。
 しかし、見渡したところ、ケヤキは見当たらない。もう失われてしまったのだろうか? まさか、スギとケヤキが混同されたとも思えないのだが。
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